この記事では、私が経験したメニエール病について紹介します。
この記事は2019年11月13日に公開した記事のリバイス版です。
伝えたいことが沢山あるため、連載になります。自分が飲んでいる薬の話などもしますが、あくまで個人の感想ということでお願いします。薬を飲む・飲まないは、必ずご自身の判断と医師への相談でお願いします。
自分のメニエール年表
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2013年3月 | 左耳の閉塞感があり耳鼻科に通院開始 |
| 2014年6月 | これ以上改善しないとして処方・通院終了(左耳の閉塞感は残る) |
| 2015年3月 | 回転性のめまい発生(通院継続・閉塞感あり) |
| 2015年3月 | めまいが治まらないため、自己判断で転院 |
| 2015年4月 | めまいが消える |
| 2015年6月 | 閉塞感が消える |
| 2015年9月 | 閉塞感が出てくる |
| 2015年12月 | 回転性のめまい発生 |
| 2016年1月 | 転院した病院へ再度受診 |
| 2016年3月 | めまいや閉塞感は治っていないが、受診をやめる |
| 2016年6月 | 閉塞感が消える・めまいも起きていない |
| 2019年11月 | 2016年3月の受診終了以降、現在までめまいなし・閉塞感なし |
調べて気づいたこと
「ステロイド メニエール病」で調べた結果、ステロイドを処方された方のほとんどは、薬が効いている間は体調が良くなっているようですが、数日たつともとの悪い状態に戻ってしまう方が多いようです。自分自身もそうでした。
インターネットで検索しているうちに、松本漢方クリニックのHPにたどり着きました。詳しくはそちらのHPを読んでいただきたいのですが、内容を簡単に書くと「メニエール病とは、ヘルペスと免疫が戦って炎症が生じて起きる」ということです。
人間は脳から12対の神経が出ていて、平衡覚と聴覚は第8脳神経にあるようです。
その第8脳神経には、平衡覚をつかさどる前庭神経と聴覚をつかさどる蝸牛神経があります。前庭神経にヘルペスが出てくると免疫が戦って炎症が起き、めまいが起こる。蝸牛神経でヘルペスが出てくと蝸牛の中で水疱瘡のような水疱ができ、リンパ水を塞き止めるため、閉塞感や耳の中に水が入ったような感じになる——自分はそう理解しました。
ヘルペスの性質
- ヘルペスが休眠しているときは神経核に隠れているため、神経核にいるあいだは薬が効きません。
- ヘルペスを全滅させるのは上記の性質上、無理のようです。神経核から目覚めたヘルペスに対処するしかすべはないようです。
- ヘルペスには口唇ヘルペスや性器ヘルペスがありますが、実は水疱瘡や帯状疱疹もヘルペスの仕業のようです。
自分が理解したことを整理すると
耳鼻科で処方されたステロイドが効いたように感じていたのは、免疫を抑制してヘルペスと戦わないようにしていたため炎症が起きなくなり、一時的に良くなったように感じていただけだったということです。
しかし、ステロイドの服用が終わって数日たつと免疫が回復してくるため、またヘルペスと免疫の戦いが起きて炎症する。その結果、またメニエール病の症状が出てくる——というわけです。
耳鼻科でのメニエール病への対応
自分が通っていた耳鼻科では、メニエール病が難病指定(難病情報センター)されているせいなのか、対処療法の薬を出されるだけで、治す気はないように感じました。
後述しますが、その耳鼻科で「ヘルペスに効く薬を出してもらえないか」と申し出ても、「医学的に証明されていない。その情報は嘘だ」と言われるだけでした。
こうした理由から、メニエール病の前兆の時から何年も通いましたが、めまいが起きると苦しいのに対処療法しかしてもらえないため、「メニエール病は治る」と言う先生を見つけたことで、その耳鼻科への通院をやめました。
「メニエール病は治る」と言う病院へ
ステロイドの服用をきっかけに松本漢方クリニックにたどり着きました。このクリニックは大阪にあり、札幌在住の自分にとっては遠いのですが、藁にもすがる思いで受診しようと考え始めました。
大阪へと気持ちは向かっていましたが、「ちょっと待てよ。同じ治療を行っている病院が札幌にあるのではないか」と調べ直しました。いろいろ調べているうちに、実はメニエール病はヘルペスが原因ではないかと最初に治療を始めた先生は、札幌の先生だったことがわかったのです。
その先生の名前は七戸満雄先生(しちのへ内科)。札幌北区のご自身の医院でこの治療を始めていたそうです。その医院を探しましたが、すでに閉院していました。それでも情報を探していたところ、先生も健康状態がすぐれない中、札幌東和病院で診療を行っていることがわかりました。自分は先生に診ていただけてよかったと思っています。
なお、札幌東和病院のHPを確認したところ、平成30年3月30日で診療は終了しているようです。
七戸先生から受けた治療
七戸先生の説明でも、メニエール病はヘルペスが原因とのこと。水疱瘡・帯状疱疹と同じでヘルペスに効く「バルトレックス」をまず2週間飲む——それだけでした。
このとき、一緒に診察待ちをしていた患者さんに声をかけられ、「回転性のめまいですか?いつからですか?」と聞かれ、「1ヶ月くらい前からです」と答えたら、「まだ日が浅いですね。治りますよ」と言われました。
そのあとの先生の診察は、もうひとりの女性の患者さんと一緒に説明を受ける形でした。その方も自分と同じでめまいでの受診でしたが、自分より症状が重く、常にめまいが出ているようで、真っ直ぐに歩けない様子でした。
その方に話を聞いてみると、何年も前から常にめまいがあり、札幌の耳鼻科をいくつも回ったが治らなかったとのことでした。
自分は4日に1度の割合で回転性のめまいが出ていたのですが、バルトレックスを服用してからは一度もめまいは出ませんでした。とはいえ、このときは本当に薬が効いて治まっているのか、半信半疑でした。
2週間がたち、再び病院で先生の診察を受けました。そこで「念のためあと1週間薬を飲むこと」になりました。待合室のソファーに座っていたら、前に一緒に診察を受けた女性も受診に来ていて、話を聞いてみると、薬を飲み始めて1週間くらいで常に出ていためまいが治まったとのこと。歩くのも普通になっていました。
